国際恋愛初心者のブログ

スリランカ人彼氏と英語について日々のブログを書いています

スリランカ彼氏とのケンカあるある

たまにケンカすることもあるのですが、その際によく「君は変わってしまった」ってのを言われます。
以前はあんなに僕のことを愛してくれていたのに最近態度がよそよそしいとか、電話かけてくる回数が少ないとか言って、「君は変わった」って言うんですよ。

なんも変わってるつもりはないので「変わってないよ」と言っても、「いーや、僕には感じる!」とか言ってあんまり信じてくれません。
何か彼の中では以前と違うと感じるものがあるようなんですが、疑いすぎじゃない?と思うこともしばしば。^^;


ケンカの度によく言われるセリフなので、なんとなく違和感を感じていました。
日本人同士なら、あまり言わないセリフかなぁ…と思うので。


で、わかった…かもしれません。
なぜ彼がケンカの度にこのセリフを言うのかを。

スリランカの言語のシンハラ語の挨拶で、おはようございますとかこんばんわとか、はたまた新年の挨拶を言われた際の返事として、
「エセーマ ウェーワー」というのがあるのです。意味は「同じでありますように」です。

例えば、朝の挨拶は
Aさん:「スバ ウデーサナック ウェーワー (素晴らしい朝になりますように。)」
Bさん:「エセーマ ウェーワー(同じでありますように)」
という会話になります。

このことから、スリランカでは変わらずいることが一番良い、という文化なんじゃないかと思います。

日本なら、まぁ変わらずいることも良いけど、より良く変化していった方がなお良い、という考えだと思うのですよね。
「ずっと同じままでいいの?」って思っちゃうというか。

どちらの文化が良い悪いということではなく、日本は変化を良しとする文化で、スリランカは変わらないことを良しとする文化なんではないですかね。

だから、彼はケンカの際に私が変わってしまったと悲しむのかな、と思います。
で、日本人の私は「いや、変わってねーし!」と思いつつもなんかセリフに違和感を感じるんだろうな、と思います。
日本人からすると変わることに対して、あまりネガティブなイメージはないですから。


より良く変化を求める日本の文化も前向きで良いと思うし、
変わらないことに幸せを感じるスリランカの文化も、当たり前の日常を大切にできる文化でとっても良い思います。


そしてもうケンカしたくない〜。^^;
変わったと責められるのは、そうでないことを説明するのが難しいですー…。