スリランカへの旅(恐怖体験もあり・・)
先日スリランカへ行ってきました!
今まで海外はツアーでしか行ったことがなく、
自分で飛行機のチケットとって、一人で海外に行く、という経験がなく・・。(;'∀')
ものすごくビビりまくりでした。
- 搭乗ゲートまでちゃんとたどり着ける?
- 飛行機めちゃくちゃ遅延したらどうしよう?
- 乗り継ぎ地でちゃんと乗り継ぎできる?
- 知らない人に絡まれたらどうしよう!
- 財布とかパスポート盗まれたらどうしよう!
などなど、
もう悪い想像ばかりしてしまい・・・。
普通の人なら海外旅行に行くとなるとヒャッホーイ!って感じで
めちゃくちゃ楽しみでワクワクするものなのかなと思うのですが。
私の場合はいろいろな想像で行く前はとても不安でした。
ヒャッホーイ!となれる人が本当にうらやましいです。
スリランカに着いて彼に会えた後に関してはあまり心配はなかったのですが
(お腹壊さないかどうかの心配くらいですね)
一人で海外に行くというのが恐怖しかなかったです。。。
出国の際の思わぬトラブル
日本からの飛行機の出発時間は朝の9:55だったのですが、
不安マックスの私は始発に乗って空港へ3時間前に到着しました。
3時間前は空港でめっちゃ時間もてあましちゃうかな・・と思ったのですが、
連休のため空港は人でごった返しており、
そしてトラブルもあったし、結果的に3時間前到着でもかなりギリギリでした!
チェックインカウンターでチェックインをするものの長蛇の列・・・
次に保安検査場に行くもののそこも長蛇の列・・・
そして保安検査で引っかかるというトリプルコンボでした。
保安検査で何がひっかかったかというと、こちら。
彼のお母さんへのお土産に買ったブレンダーです。
お料理好きだと聞いていたのでこれにしたのですが、
家電だから壊れやすいと思って手荷物で持ち込もうとした私。
ブレンダーには刃がついていることをすっかり失念していました。
空港の職員さんいわく、刃が内蔵されてて取り外せないなら問題ないけど、
刃が取り外せるタイプのはダメ、とのこと。
しかし、すでにチェックインカウンター&保安検査に並ぶために
かなりの時間が過ぎてしまっていました。
「もう一度チェックインカウンターに行ってブレンダーを預けて、
また保安検査に並んだら、搭乗時間に間に合わないかもしれないです(涙)」
と職員さんに言ってみると、
「じゃあ並ばずに保安検査できるようにしてあげる」と言ってくれました。
「優先」と書かれた札を首にかけてくれ、
保安検査場の端っこにあるドアから戻ってくるように言われました。
優先の札があれば、保安検査の長蛇の列に並ぶことなく検査を受けられる、とのこと。
職員さん優しい・・・。(´;ω;`)ウゥゥ
そしてチェックインカウンターでも神対応のスタッフさんに出合いました。
私がブレンダーを預けたいと申し出ると、
「このまま預けると壊れてしまうかもしれません。
何か段ボールに入れましょう。段ボール売っているところまで案内します。」
と、段ボールの売り場まで同行してくれました。(´;ω;`)ウゥゥ
空港は広いので案内してくれてとても助かりました。
無事に段ボールを買い(350円だった)、そこのスタッフさんに梱包もしてもらえました。
再びチェックインカウンターで預ける際も私のことを覚えていてくださり、
段ボールにこわれものシールを貼ってくれました(´;ω;`)ウゥゥ
日本の空港のスタッフさんみんな優しくて仕事が丁寧・・・。
その後は出国審査して搭乗ゲートへ着きトラブルなく飛行機に乗れました。
乗り継ぎ地(クアラルンプール)で迷子&恐怖体験
マレーシア航空ではおいしい機内食も食べ、
本読んだり、爆睡したり(座り心地よかった)快適に過ごしました。
約7時間後にクアラルンプールに到着。
7時間エコノミーシートに座るってめっちゃしんどいんじゃ?と想像してましたが
意外にもあっという間にクアラルンプールでした。
しかし、クアラルンプールの空港はとても大きいんですよね。
ビルも3つ(だったかな?)に分かれてていて、さらにビルとビルをつなぐ電車は
故障しているのか使えなくてバスに乗る必要がありました。
とりあえず出発ゲートのあるビルまでバスで移動したのですが、
そこのビルもかなり広くて出発ゲートがどこかわからず・・・
地図を見ながら「うーん・・」と考えていたその時です。
明らかに迷子っぽい私に「Hi, ma'am!」と声をかけてくる男性が現れたのです。
彼からは「空港では誰とも話してはダメ、話しかけられても無視して」
と言われていた私。
でも男性はマレーシア航空の制服を着ていたので
「まぁ、職員なら安心だよね?」と思って、搭乗予定の飛行機を伝え、
搭乗ゲートがどこかわからないんですと伝えました。
彼はすぐ近くのインフォメーションセンターでスタッフさんに私の便のことを聞いてくれ、
「こっちだよ!」とすぐ搭乗ゲートの場所まで案内してくれました。
日本の空港といい、クアラルンプールの空港といい、
職員さんみんな親切だ(´;ω;`)ウゥゥ、と感動する私。
無事に搭乗ゲートの場所まで案内してもらいお礼を言ったところ、
「搭乗時間までかなりあるから、どこかでカフェで時間つぶしたら?」と提案され、
今度はカフェに案内してくれることに。
え、いたれりつくせりやん、とまた感動する私。(´;ω;`)ウゥゥ
スタバに連れて行ってもらい、お礼を言ったのだけどまだそばにいる彼。
「あぁ、私が海外旅行ど素人の日本人だから、
ちゃんと注文できるか心配でついててくれるのね」と感動する私。(´;ω;`)ウゥゥ
しかし、私が注文すると、彼も自分の飲み物を注文し、
なんと支払いも私の分もまとめてしてくれ、
さらに「席確保しとく!」席をとってくれ、
「こっちだよ!」と窓際の眺めのいい席に案内してくれました。
「え、あなたも一緒にコーヒー飲むの?」とびっくりしたのですが、
その時頭によぎったのは「空港では誰とも話をしてはいけない」という彼の言葉。
は・・話すどころか・・・
一緒にコーヒーを飲むことに・・・((((;゚Д゚))))
これは・・彼に知れたらめちゃくちゃ怒られるやつや!
でも、この人は空港の職員さんやし一般人ではない・・
それにいろいろ案内してくれ、支払いも席確保もしてもらったのに、
「あざっす!じゃ、私はこっちで一人で飲みますんで。」
とは言えん・・
と思い、一緒にコーヒーを飲むことにしました。。。
しかし、親切すぎるし何か裏があるのでは?という疑念も消えず、
たぶん顔は引きつってたと思います。(;'∀')
彼はマレーシア航空のフライトクルー(日本でいうCA)だと話し、
仕事でいろんな国に行けるので気に入ってる様子でした。
私もこれからスリランカ人の彼に会いに行くことなどを伝えて、お互いのことを少し話しました。
しばらく話した後、「明日もフライトあるからもうそろそろ帰るよ。君はまだゆっくりしてて。」とお別れすることに。
あー、これで一人になれると少しホッとしてると
「機内食の余りだけど、あげるよ。」とピーナッツの小袋を数個くれました。
さっきの機内でもらって食べたものと同じ袋でしたが(おいしかった)、
「本当にこれは機内食の残りなのか?実は薬物が入ってて運び屋にされるとかない??」と
変な心配をしてしまい、「ありがとう」と言いつつもビビる私。(;'∀')
さらに彼は「日本へはフライトで時々行くからまた会おうよ。」と言って
自分のメールアドレスのメモを渡してきました。
「メールするかどうかは君が決めていいから。」と。
「いやいや、スリランカの彼がいるし、日本で会うのも無理。メールもできない。」と伝えたけど、
「君が決めていいよ、またね。」とそのまま去っていきました。
一体何やった?
ただのナンパ?
それとも薬物(ピーナッツ小袋)を渡したかった?
いろんな疑念がぐるぐる頭をよぎり、
結局ピーナッツ小袋は空港のごみ箱に捨ててしまいました。。。
すみません。。。
好意でくれていたのなら非常に申し訳なかったのだけど、
知らない人から食べ物をもらうのは危険かなと思い。。。
メールアドレスが書かれたメモもごみ箱に捨ててしまいました。。
とにかく疑心暗鬼と恐怖心いっぱいでしたねー・・。
でも、(今思えば)親切な人でした。
おかげでスタバでほどよく時間をつぶせ、搭乗ゲートにも迷わずたどりつけて、
無事にスリランカへと出発することができました。
いざ、バンダラナイケ国際空港へ
クアラルンプールからスリランカのコロンボにあるバンダラナイケ空港までは
約3時間弱のフライトでした。
日本時間でいう夜中だったので、機内食食べてる時以外はほぼ爆睡。
機内は空港のように気を張る必要もあまりないので
とてもリラックスできました。
しかし、「空港には悪い人がたくさんいるから気をつけて」
と彼から言われていたので、
空港に着いた瞬間また疑心暗鬼&恐怖心MAXなる私。(;'∀')
彼曰く、「荷物運んであげるよ」と言って荷物を勝手に持っていってしまい、
後から運び賃を要求してくる人がいるらしいです。
なので、荷物はしっかり持っておかなくては・・と気をつけてました。
でも、一度も「荷物運んであげる」と近づいてくる人はいなかったので
ホッとしましたね。
彼に電話すると「預けたスーツケース出てくるのはたぶん奥の方にあるレーンだよ。」とか教えてくれたり、
「税関の人に止められて何か没収されそうになったらすぐに電話して」と
言ってくれてたので割と安心して空港内を移動することができました。
空港の出口付近はタクシードライバーの客引きが多かったですね。
でも、声かけてくるだけなので、強引な客引きとかはなかったです。
彼は空港出口のとこにいてくれたのですぐ会えました。
もー、その瞬間がすごく安心しましたね。
あぁ、もう一人で怖がらなくてもいいんだー!と思って。
車で2時間弱程度かけて彼の家へ向かいました。
長時間のフライト&待ち時間で疲れきってるはずなのに、
移動中は恐怖心MAX状態でここまできたので全く疲れを感じませんでした。
彼の家ではスリランカならではの洗礼を受けることになりますが、
それはまた次のブログで。